2014年7月5日土曜日

6・28ー29福島・いわき交流ツアー報告




朝、8時30分にふくしま共同診療所前に到着。


 


地元のふくしま共同診療所建設委員会の渡辺馨さん、福島交流センター事務局長の小原さん、農協で働く福島合同労組の渡辺さんの3人と合流。


最初は福島市郊外にある飯舘村の仮設住宅を訪ねました。
途中で福島県立医大が左手に見えました。
甲状腺異常と原発事故の因果関係を否定しながら、がん患者が増えるのを見込んでがん病棟を建築中という渡辺さんの話に怒りが増します。



 仮設住宅はバブル崩壊の後、空き地で残った工場団地の中に立てられている。ボランティアの人たちがラーメン屋をプレハブで建てているが、ほかには何もない。「棄民化政策」そのものです。


次に飯舘村立小学校の仮設校舎へ向かいました。村の3つの小学校が統合されて、川俣町と飯舘村の境くらいにプレハブで建てられています。仮設住宅の近くに校舎を建てればいいのに、わざわざ飯舘村近くの放射線量の高い場所に建てて、仮設住宅からスクールバスで通学している。帰村させて、補償金を打ち切るために、子どもたちに、こんな無理を押しつけています。




  


そこから、飯舘村を通り、南相馬市原町へ行き津波の被災地を通り、さらに浪江町の吉澤正巳さんの希望の牧場へ。


  


今は、大々的な除染作業が至る所で進められています。黄緑色の「架線注意」というのぼりと、桃色の「除染作業中」というのぼりがいたるところに立てられて、除染作業がこれでもかっていう勢いで進められている。



  続く





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