2013年11月27日水曜日

12・7もんじゅ闘争に行こう!

 

Nazen京都からの呼びかけ

 12月7日にもんじゅ現地闘争が闘われます。福島と連帯してもんじゅ闘争を闘おう!福井県敦賀市にあるもんじゅは、原子爆弾の生産に必要な高純度プルトニウムを精製することを目的とする「核兵器原料生産工場」です。

青森県六ケ所村の再処理工場とともに、核燃料再処理は核武装のために不可欠に位置づけられています。

 原発やもんじゅ再稼働を手放すことをしない安倍政権はこの間、もんじゅのずさんな管理が露見し、現在運転再開の禁止命令が下されていますが、もんじゅ再稼働を狙っています。

 

 そもそも、約一万点にのぼる大量の機器で点検漏れがあったもんじゅについて、原子炉等規制法違反(点検未実施)で、「運転再開に向けた作業を中止する」と原子力規制委員会が「判断」しました。これは「最も厳しい命令」を受けたことになります。
 新聞報道によれば、『点検漏れの原因について、業務は担当任せで、現場の不適切な点検先送りが繰り返された。チェック機能が働かず、規制当局の指摘を受けるまで計画の見直しなどの改善に取り組めなかった--などと指摘。

 さらに、現場と経営層の意思疎通が不足し、安全を最優先に業務が行われる体制作りができていなかったことを保安規定違反だとした』と報道。

 

『びっくりしたのは外注の広さ、程度(人的資質)も広く厚い人材が外注によってなされていることである。電力会社内部で色々な組織があり、そこで働く外注先の人は情報の共有とかマインドもまったく違うし、働く会社も別々で、その別々の会社のためにそれぞれが働こうとしている。一致した目標のために働きづらい状況があるのではないか』


 これは「もんじゅ安全委員会(2004年)」での委員の発言です。委員はもんじゅを視察して安全委員会で率直に感想を述べました。もちろん安全委員会自体はもんじゅ稼働に向けてのゴマカシでしかありませんが、いかに点検・運営の外注化が危険であるか、一目瞭然です。
 資本は安全を徹底的に無視して、営利を追及します。これは事実です。JRしかり、今の新自由主義攻撃のもとでは、安全は二の次です。JR尼崎事故がなぜ起こったのか?福島第一原発がなぜ「爆発」したのか? 安全無視で犠牲になるのは、原発労働に従事する労働者をはじめ労働者なのです。労働組合が闘わないから、労働者が犠牲になるのです!今こそ闘う労組を!

 労働運動の力でもんじゅを廃炉にしよう!

               写真は昨年のもんじゅ闘争でのNAZEN京都の隊列
 
 

´13もんじゅを廃炉へ!全国集会

12月7日(土)午前11時~午後4時

午前11時 現地抗議集会と原子力機構申し入れ 白木海岸

午後1時~3時 もんじゅ廃炉を求める全国集会 プラザ萬象

午後3時~4時 市内デモ プラザ萬象~敦賀駅周辺まで

主催:´13もんじゅを廃炉へ!全国集会実行委員会

 
 
 

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